夜空の月を見ていると、たまに欠けている部分がうっすらと見えるときがあります。
あの現象にはきちんとした名称があるのをご存知ですか?
地球照(ちきゅうしょう)
月の欠けて見える部分が、地球から反射した太陽光に照らされて薄明るく見える現象を地球照(ちきゅうしょう)といいます。
そのため、新月の日は月が太陽と同じ向きになるため、観察することができません。
出典:Weathernews
地球照を確認するには、新月の前後3日くらいの三日月になるタイミングで暗い場所で月を見る必要があります。
特に冬は空気が澄んで地球照の光をしっかりと観測できるようになります。
ちなみにこの現象を地球からの照り返しであると解明した人物は、あのレオナルド・ダ・ビンチだといわれています。
機会があれば観測してみてはいかがでしょうか