
1月の星空情報を知りたい!そんな時の情報収集に是非ご活用下さい。
目次
1月の星空の見え方
出典:国立天文台 天文情報センター
1月の主な天文現象
日付 | 天文現象 |
1/3 | しぶんぎ座流星群のピーク |
1/6 | 下弦の月 |
1/10 | 水星と木星、土星が大接近 |
1/13 | 新月 |
1/20 | 火星と天王星が大接近 |
1/21 | 上弦の月・月と火星が接近 |
1/24 | 水星が東方最大離角 |
1/29 | 満月「ウルフムーン」 |
1月の注目の天文現象
1月 3日 三大流星群「しぶんぎ座流星群」
しぶんぎ座流星群は、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群と共に、三大流星群の1つで、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群です。
かつて、この流星群の放射点の近くに「壁面四分儀座」という星座があり、「四分儀座流星群」と呼ばれていました。1928年に国際天文学連合によって公式にこの名称が廃止されたため、別名の「りゅう座ι流星群」が正式名称となっていました。
しかし四分儀座という星座は、存在しなくなったものの観測者たちの間では依然として「四分儀座流星群」を慣例的に使い続けてきました。
2009年、国際天文学連合総会において、流星群の正式名称が慣例に依り「しぶんぎ座流星群」と決定され正式な名称となりました。これに伴い、日本の国立天文台も「しぶんぎ座流星群」を正式な和名として決定しました。
今年のしぶんぎ座流星群のピークは、1月3日と予想され、1月3日深夜から4日未明が見ごろです。
1月10日 水星と木星、土星が大接近
1月上旬から中旬ごろ、夕方の西南西の低空で、水星と木星、土星が大接近する。最接近は1月10日ごろ。
1月20日 火星と天王星が大接近
1月中旬から下旬ごろ、夕方から深夜の西の空で、火星と天王星が大接近する。最接近は1月20日ごろ。
1月21日 月と火星が接近
1月21日の夕方から22日の未明、西の空で月と火星が接近する。
1月24日 水星が東方最大離角
1月24日、夕方の西南西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。
1月29日 今年最初の満月「ウルフムーン」
満月は月に一度ありますが、それぞれ呼び方があります。
今年最初の満月、1月の満月を「ウルフムーン」と呼びます。
この時期に狼がより頻繁に遠吠えをするとか、ネイティブアメリカンの狼に対する尊敬の念からの呼び方など名前の由来は諸説あります。
2021年は、1月29日が最初の満月です。
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