1月の星空情報を知りたい!そんな時の情報収集に是非ご活用下さい。
1月の星空の見え方
出典:国立天文台 天文情報センター
1月の主な天文現象
日付 | 天文現象 |
1/1 | 細い月と火星が大接近 |
1/3 | 新月 |
1/4 | しぶんぎ座流星群が極大 |
1/4 | 細い月と水星が接近 |
1/7 | 水星が東方最大離角 |
1/10 | 上弦 |
1/13 | 水星と土星が接近 |
1/13 | 小惑星イリスがふたご座で衝 |
1/18 | 満月「ウルフムーン」 |
1/25 | 下弦 |
1月の注目の天文現象
1月 1日 細い月と火星が大接近
1月1日の未明から明け方、南東の低空で細い月と火星が大接近する。
1月 3日 三大流星群「しぶんぎ座流星群」
しぶんぎ座流星群は、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群と共に、三大流星群の1つで、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群です。
かつて、この流星群の放射点の近くに「壁面四分儀座」という星座があり、「四分儀座流星群」と呼ばれていました。1928年に国際天文学連合によって公式にこの名称が廃止されたため、別名の「りゅう座ι流星群」が正式名称となっていました。
しかし四分儀座という星座は、存在しなくなったものの観測者たちの間では依然として「四分儀座流星群」を慣例的に使い続けてきました。
2009年、国際天文学連合総会において、流星群の正式名称が慣例に依り「しぶんぎ座流星群」と決定され正式な名称となりました。これに伴い、日本の国立天文台も「しぶんぎ座流星群」を正式な和名として決定しました。
2022年のしぶんぎ座流星群のピークは、1月4日と予想され、1月4日未明が見ごろです。
1月4日 細い月と水星が接近
1月4日の夕方、西南西の低空で細い月と水星が接近する。
1月7日 水星が東方最大離角
夕方の西南西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。
1月13日 水星と土星が接近
1月中旬ごろ、夕方の西南西の低空で、水星と土星が接近する。最接近は1月13日ごろ。
1月13日 小惑星イリスがふたご座で衝
1月13日、小惑星イリスがふたご座で衝(太陽‐地球‐イリスがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。
1月18日 今年最初の満月「ウルフムーン」
満月は月に一度ありますが、それぞれ呼び方があります。
今年最初の満月、1月の満月を「ウルフムーン」と呼びます。
この時期に狼がより頻繁に遠吠えをするとか、ネイティブアメリカンの狼に対する尊敬の念からの呼び方など名前の由来は諸説あります。
2022年は、1月18日が最初の満月です。