
中秋(ちゅうしゅう)の名月とは
中秋の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をするならわしです。
昔の日本では、月の満ち欠けと太陽の動きを基に作られた太陰太陽暦という暦(旧暦)を使用していました。
旧暦では7〜9月を秋としており、その真ん中の日の8月15日を「中秋」と呼び、またその晩に上がる月のことを「中秋の月」と言っていました。
旧暦は毎月1日は新月となるため、毎月15日は満月か、ほぼ満月に近い状態の月を見ることができます。
旧暦を決めると、現在の暦からおよそ1か月遅れになります。そのため中秋の名月は9月になることが多いです。
この時期は、徐々に空気も冷たくなってきて、秋晴れが続きます。
月もきれいに見えることから中秋の名月と呼ばれるようになったそうです。
2020年の中秋の名月はいつか
2020年は、秋分日は9月22日で直前の朔の日は9月17日です。
そのため、15日目(14日後)の10月1日が中秋となります。